腰が痛いのは腰以外の部分が動いていないから

整体院ナチュラルの川村です。

【腰が痛い=腰に原因がある】という考え方は、正しくありません。

実際に、腰に原因があるものは腰痛の20%程度といわれています。

意外に思われる方もいらっしゃると思いますが、腰が痛いと悩んでいる方の全て、腰に原因があるのであれば世の中から腰痛持ちはいなくなっていると思いませんか?

腰が痛い原因が腰以外にあるから、なかなか症状が改善せず悩んでいるのではないですか?

私はこれまで7年間、整体師として様々な腰痛の方をみてきました。

その結果、腰に原因がある方はほとんどいませんでした。

ご来店くださったお客様の腰の痛みの元として多かったものは、背骨の動きの悪さ、骨盤の動きの悪さ、股関節の動きの悪さ、足首の動きの悪さなどで、その中でも特に多かったのは、以下の3つでした。

  • 骨盤の動きの悪さ
  • 胸椎の動きの悪さ
  • 頚椎の動きの悪さ

 

簡単に説明していきますね。
まず、骨盤の動きが悪いと、身体を捻る動作がしづらくなったり、身体を左右に曲げる動きがしづらくなって、どんどん動きが悪くなって腰の痛みに繋がります。

次に、胸椎…というと分かりづらいですよね?簡単にいうと、胸椎は背骨のもう一つの呼び方で、胸の骨(ろっ骨がある部分)というとお分かりいただけますでしょうか?この胸椎は12個あって背骨の約1/2を占めていて、1つ1つが少しずつ動くことで身体をスムーズに動かす事ができます。ここは動かないと思っている方がとても多いのですが、ちゃんと動きますので、動きが悪い方はストレッチ等で緩めてくださいね。

最後に、頚椎…これは首の骨ですね。首は腰と繋がりが深いので、首の動きが悪いと腰の動きも悪くなります。

腰が痛い方は、身体の中で動きの悪い部分を探してみてくださいね。そして動きの悪い部分を少しずつ動かしてキチンと動くようにしてみてください。