【注意】腰は捻じれない!

姿勢リペアリストの川村です。

あなたが慢性的な腰の痛みで悩んでいて、日常生活で後ろを向くときやスポーツなどで身体を捻じる動作をする時、あなたは腰を捻じろうとしていませんか?

もしあなたが後ろを振り向くときや身体を捻じる動作をする時に、腰を捻じっているなら、今すぐにやめてください。

そのまま腰を捻じる動作を続けているといずれ動けなくなるほどの痛みに襲われる可能があります。

なぜ腰を捻じってはいけないのか?

解剖学上、腰とは腰椎を指しますが、この腰椎は捻じれない構造になっているので、捻じってはいけないというより、そもそも捻じれないのです。※厳密にいえば1つの関節は1~2°、腰の骨は5つありますので合計で5~8°は捻じることができます。

よくストレッチやスポーツ、特に野球やゴルフなどで「腰を捻じって」「腰を捻じる」「腰を使って…」という言葉を耳にすることがあると思いますが、これは古い考え方だったり便宜上の表現だったりすることが多いのではないかと思います。

解剖学を学んだことのある人であれば、腰=腰椎は捻じれない構造になっていることは理解していると思いますが、一般的にはそんな知識をお持ちの方は少ないと思います。

そこで、正しい知識を分かり易くお伝えしていきますね。

解剖学と聞くと、なんだか難しそうというイメージがあると思いますが、解剖学とは身体のつくり(しくみ)を学ぶものなので、決して難しくはありません。

腰が得意な動きは3つ

身体を前に曲げること(前屈)

身体を後ろに曲げる(反らせる)こと(後屈)

身体を左右に曲げること(側屈)

 

それでは、日常生活で後ろを向くときやスポーツなどで身体を捻じる動作をする時、身体のどの部分を使って捻じればいいのか?

身体を捻じるときに使うべき部位は

胸椎(胸の骨)

 

 

 

 

 

 

 

 

股関節

 

 

 

 

 

 

この2か所を意識して身体を捻じると、身体を捻じるときに生じていた慢性的な腰の痛みは自然と改善していきます。

初めのうちは慣れないので上手く動かせないですが、毎日続けることで動くようになりますので継続してください。