重ね着しても身体が温まらない理由

姿勢リペアリストの川村です。

あなたは冷え症でお悩みではありませんか?

冬はもちろん夏場の冷房の時期も冷え症でツラいとお悩みなら試していただきたいものがあります。

それは【自分の身体で熱を作る】【身体で作った熱を全身に運べない】ことです。

冷え症でお悩みの方のほとんどは、自分の身体で熱を作り出せないことで重ね着しても身体が温まらないのです。

熱を作り出せない人の特徴

  • ダイエットなどで食事制限をしている
  • 食事から十分なエネルギーを吸収できない
  • 胃腸が弱い
  • 筋肉量が少ない
  • 筋肉が機能していない(機能低下)
  • 運動量が少ない
  • 自律神経のバランスが乱れているなど

これらのことが原因で自分の身体で熱を作り出せないのです。

熱を運べない人の特徴

  • 血流が悪い
  • 筋肉が機能していない(機能低下)
  • 女性ホルモンの影響
  • 慢性的な体内の水分量不足
  • 自律神経のバランスが乱れているなど

これらのことが原因で、熱を作ったとしてもその熱を身体の隅々まで運ぶことができないのです。

熱を作り熱を運べる身体になるために

温かいものを食べる

これは単に身体を温めるという事だけでなく、熱は高い方から低い方へ移動するという現象を利用して、身体の内から外へ熱を移動させる事で、身体の表面の冷えを改善するというもの。

温かいものの目安としては体温より高いものです。

 

タンパク質の摂取量を増やす

これは食事で摂取する脂肪・炭水化物・タンパク質の中で、熱として使われる量が一番多いのがタンパク質です。

タンパク質を普段より多く摂取する事で、運動などができなくても身体は熱を作りやすくなるのです。

 

胃腸を丈夫にする

胃腸が弱いと一回の食事の量が少なかったり、食事から十分な栄養を吸収できなかったりします。

胃腸の弱い人は疲れやすいので、胃腸が弱いにもかかわらず体力をつけようと高カロリーなものを食べようとします。

すると、数時間後には、胃もたれしたり、腹痛に襲われたりと逆効果になっていることがあります。

胃腸の弱い人は1日3食ではなく、1日4〜5食に分けて、胃腸に負担がかからないように少量ずつ小まめにカロリーを摂取しましょう。

また高カロリーなものではなく、消化の良いものを摂取するようにしてください。

 

三首・お腹を冷やさない

三首とは、首・手首・足首のことです。

【三首】はそれぞれ皮膚表面に太い血管が通っているので冷やさないように気を付けてください。

また身体の体幹部分の子宮や腸があるお腹周りを温めると交感神経の緊張が緩み、身体が温まります。

暑くなるこれからの時期は、エアコンなどで身体が冷やされる機会が増えるので、油断せずにバッグや車の中などにストールやレッグウォーマー、手首用のサポーターなどを入れておき、冷えを感じたら、温めるように心がけてください。