姿勢リペアリストの川村です。
あなたは日常生活の中で立ったり座ったりしていますよね?
もし、あなたが病気療養中でベッドから動けないなどという状態でない限り、立ったり座ったりしているはずです。
なぜこんな事を聞くのか?
それは、立ったり座ったりする動作をはじめ、日常生活でやっている動き全てが意識次第でトレーニングに変わるということを知っていただいて、実践していただきたいからです。
そのために、まず、しっかりと【カラダを動かしている】という意識を持ってください。
普段、座るためにどうやってカラダを動かせばいいかなどのことを頭で考えて、座っている人はほどんどいないと思います。座るために膝を曲げてなどカラダの動かし方を考えなくてもカラダは連動して動いて、座るという動作が可能になっていますが、意識して頭で考えずにできてしまうからこそ【カラダを動かしている】意識を持つ必要があるのです。
カラダが動いている、カラダを動かしているという意識をもつ事に何の意味があるのか?
【カラダを動かしている】意識を持つ必要性についてお伝えしてします。
この記事の目次
なぜカラダを動かしている意識を持つことが必要なのか?
カラダを動かしているという意識がないと、カラダを痛める原因を自ら作り出してしまうからです。
カラダは動いている時点で、どんな動きであれ運動になっているのです。
そして動かし方次第で健康にも不健康にもなれます。
例えば、朝目覚めてベッドから起き上がるという動き。
これを無意識にやってしまうとトレーニングにはなりませんし、起き上がり方によっては腰を痛める原因にもなります。
実際に私のサロンでは、お客様が、普段、無意識にやっている寝具からの起き上がり方や立ち上がり方、座り方など、日常生活で行う動作全てを意識的にやっていただくように指導しています。この事によって普段の自分のカラダをどの様に動かしているのかを認識するようになります。
カラダをどの様に動かしているかが分かると、こうやって動かすから痛くなるんだという事を認識します。すると自らが意識的にカラダを痛める動きをしなくなります。
意識的にカラダを痛めない動きをしていただく事で、自分のカラダを意識する機会が増える事で痛みのないカラダに変わっていきますし、カラダを痛めない動きは、その動き自体がトレーニングになるので1日中トレーニングができるのです。
カラダを動かしている意識を持つ事でトレーニングの習慣が勝手に身につく
よく「健康のために運動したいんだけど、続かない」という言葉を耳にしますが、これは日常生活の中で自分のカラダを意識する機会がないからです。自分のカラダに意識が向かない状態では運動、トレーニングの習慣化はできません。
トレーニングの習慣化をしたいと考えているなら、まず自分がどの様にカラダを動かしているか、どういう姿勢をしているかを気にする事から始めてみてください。
そうする事で、日常生活でやっている動きが気になるようになり、気付いた時には日常生活での動きを全てトレーニングになる様に変える事ができてます。
これができれば、暑さや寒さなどに左右されず、「時間がなくて運動する時間が取れない」「運動を習慣化できず3日坊主」「慣れない運動でカラダを痛めてしまった」などということもなく一生涯続けることができます。
カラダを動かしている意識を持って、健康で疲れ知らずのカラダで、やりたいことを自由に制限なくできる自分に変わりましょう。