姿勢リペアリストの川村です。
今年こそは「身体を整えて健康な身体を手に入れる!」などと決意したのに、結局やらずに終わってしまった、また最初の2~3日は頑張ったけど結果が出るまで続けることが出来なかったなど、こんなことありませんか?
健康以外にもダイエットや資格などの勉強でも同じようなことになっていたりしませんか?
もし、あなたがこのような状態に陥っていて、まだ諦めずに「来年こそは!」と考えているなら、今から「習慣化」を身につけておくことをおススメします。
一番初めに理解していただきたいのが、何を始めるにしても習慣化するまでには一定の時間がかかるという事です。そして、その内容によって要する時間も変わってきますし、必要な時間は個人差があります。
まず、この2つを頭に入れて読み進めてください。
この記事の目次
習慣化されるまでの時間はどれくらい?
- 試験勉強や読書など、行動についての習慣は3週間~1ヶ月と比較的早い時間で身に付きます。
- ダイエットや運動、筋トレ、早起きなど、身体についての習慣は3ヶ月~6ヶ月かかります。
- 考え方についての思考の習慣は6ヶ月~1年かかります。
これは私のサロンのお客様が習慣化を実践されて結果が出るまでの期間を元に、作成しています。基本的には行動習慣は1ヶ月、身体習慣は3ヶ月、思考集患は6ヶ月がおおよその目安です。
また、ある大学の博士が「人の習慣が定着する期間は平均66日」だと割り出しています。
なので、何を始めるにしても最低3ヶ月は続けるということが必要です。
個人差が大きいとお伝えしましたが、あなたが1日にどのくらいの時間をそのことに費やすか、どのくらいの質量で行うかなどによって習慣化されるまでの時間は大きく変わってきます。
例えば、筋力トレーニングを1日に5分やる人と30分やる人とでは、同じ時に始めたとしても結果が異なることは想像がつきますよね?
このことに加え、筋力トレーニングをトレーナーなどの専門に指導している方を頼って行えばもっと早く習慣化できるかもしれません。
このように習慣化には一定の時間がかかることは、ご理解いただけましたでしょうか?
このことがご理解いただけましたら、具体的な方法についてお伝えしていきます。
習慣化するための3か条
- 短期集中でやらない事
- 大きな目標は立てない事
- あれもこれもと欲張らない事
この3つがとても大切になります。
あなたは今までやる気になったら「すぐに結果が欲しい!」「1週間で結果を出す!」「1カ月で10㎏痩せる」など、誰がどう考えても無理な事をやろうとしてきませんでしたか?
目標を立てることは決して悪いことではないのですが、あまりにもハードルが高すぎて「習慣化」するための「続ける」ということが出来なくなってしまいます。
これでは本末転倒ですよね?あなたも本意ではないと思います。
たとえ結果が出たとしてもそこで満足して翌日からリバウンドへの道に進むことになってしまいます。せっかく頑張って結果を出せたなら、それを維持し続けたいのではないでしょうか?
維持し続けるためにも「習慣化」が重要になってきます。
習慣化を定着させる4つの方法
- 何を始めるかを決める。
- どの時間帯にやるかを決める。
- どのくらいの時間ならできるかを決める。
- 最終の目標を決める。
何を始めるかを決めるとき、
習慣とは行動のパターンでできているので、習慣化してしまうと頭で考えずに、反射に近い感覚で行動することができます。
例えば、歯を磨くこと。これは、いちいち考えなくても何かを食べたら歯を磨くという反射に近い感覚で、習慣が身についていると思います。
これと同じように健康習慣が、反射に近い感覚で習慣化できれば難なく続けられますよね?
何を始めるかを決める
いきなり健康のためにあれもこれも始めるのではなく、まず一つこれなら無理なく続けられるということを決めます。
例えば、毎日水を飲むというような簡単に出来そうなものから始めましょう。
この初めに行うことが習慣化してしまえば、次からは面白いように何をやっても習慣化することができます。
逆にこの初めに行うことが失敗してしまうと、何をやっても習慣化させることが難しくなってしまいますので、こんなの簡単にできるというものを選んでください。
どの時間帯にやるかを決める
これは、やる時間を決めることで形態のアラーム機能を使って忘れることを防ぐことができるのと、時間のある時にやろうと思っていると、いつまで経っても始められず結局できなかったということになりかねませんので、習慣化ができるまでは【やる時間】を決めて行うことをお勧めします。
どのくらいの時間ならできるかを決める
やる時間を決めるのと同時に、どのくらいの時間なら無理なくできるか?も決めます。
やる時間を決めることで、だらだらやるとか、無理しすぎて続かないなどを防ぐことができます。また、時間に幅を持たせておくとその日の体調などで時間を短くするということもできます。
最終目標を決める
この最終目標は、1ヶ月とか3ヶ月とかではなく、1年後にどうなっていたいか?5年後にどうなっていたいか?10年後は?20年後は?と少し先の目標を決めます。こうすることで目標を達成した後の気の緩みを防ぎ、リバウンド(せっかく習慣化したのに目標を達成したことでやめてしまう)を防ぐことができます。
今年も残すところあと僅かです。今から習慣化を身に着けて、来年1年が実りのある年になりますように。