何をやっても解決しない首の痛みの正体は「あごコリ」かもしれません

姿勢リペアリストの川村です。

あなたは首のコリ・ハリ・痛みでお悩みではありませんか?

もし、あなたが首のコリ・ハリ・痛みを解決するために日々努力しているのに全く解決する気配がない!と感じていたら「あごコリ」が原因かもしれません。

聞きなれない「あごコリ」とは?

  • 口が開けずらい
  • 口を開けるときに左右差がある
  • 口を開けるときに音がする、痛みがある

など、これらの症状がある方は「あごコリ」の可能性大です。

これらの症状があると「顎関節症」になったり、首や肩、腰などの痛みの原因にもなります。

「あごコリ」が起こる原因

  • 作業に集中することで無意識に歯を食いしばってしまう
  • ストレスによって無意識で歯を食いしばってしまう
  • 緊張などで歯を食いしばってしまう

など、日常のちょっとしたことが引き金となって歯を食いしばってしまうことが多い。

また、パソコンやスマホなどで目を酷使することでもあごが凝ったりすることもあります。

あごコリ解消法

あごコリ解消法をお伝えする前に
「あごコリ」と聞くと、一見「あご」に問題があるのかと思い「あご」を揉む方がいらっしゃいますが、実は「あご」ではなく「頭」を揉んでいただきたいのです。

なぜ、「あご」ではなく「頭」なのか?

あごを動かす筋肉は頭の横にあるので、あごを直接揉むよりも頭を揉んだ方が効果的なのです。

頭に筋肉なんてあるの?と思われる方もいらっしゃると思いますので、少し難しいかもしれませんが以下のイラストをご覧いただいて、筋肉が存在するんだという事だけご理解いただけましたら幸いです。

このイラストをご覧いただいて、筋肉があることをご理解いただいたうえで「あごコリ解消法」をお伝えしていきます。

まず、イラストの上段右側に「側頭筋」という筋肉がありますね?

次に、イラストの下段中央に「咬筋」という筋肉がありますね?

この2つの筋肉が「あごコリ」と関係が深い筋肉になります。

側頭筋とは、こめかみから上(耳の付け根部分より上)に位置し、咬筋を支えています。

咬筋とは、文字通り嚊むための筋肉で口まわりの筋肉を支えています。あごが凝っている方は骨のように硬くなっています。

この2つの筋肉を手の付け根の部分でよくほぐしていきます。

この時、側頭筋はこめかみから斜め上方向に徐々にほぐしていくことで緩みます。咬筋は硬くて触りにくいので、口を開けた状態で頬を触ると頬の中央から外側にかけて硬いものが確認できると思います。これが咬筋です。咬筋の位置が確認出来たら、口を閉じてほぐしていってください。

この2つの筋肉が緩むと口が開けやすくなるので、口が開けやすくなっているかどうかを確認しながら実践していただけたらと思います。