姿勢リペアリストの川村です。
あなたは、日頃どのように身体を使っていますか?
こう聞かれて、答えられる人はほとんどいないと思います。
なぜなら身体は意識しなくても使える(動く)から。
私たちの身体は、いちいち右手を動かして、次は左手を動かして等と考えなくても動くようになっています。
だから、朝目覚めて起きようと思っただけで勝手に手は動くし、足も動くのです。
朝起きるときに、右手と左手を動かして、次はえーっとどこを動かせば?なんて人はいませんよね?
ということは、つまり身体は無意識で動くのです。すごくないですか?
意識して考えなくても身体が動いてくれるお陰で、朝食のメニューを考えられたり、仕事で脳をフルに使えるのです。
しかし、無意識に使える身体ですが、そのまま無意識に使い続けていると慢性痛の原因となります。
この記事の目次
なぜ無意識で身体を使ってはいけないのか?
- 無意識で身体を使うことで無理な体勢を続けている事に気付かず身体を痛めてしまう。
- 無意識で身体を使う事で特定の筋肉や関節などに集中的に負担がかかり続けてしまう。
- 無意識で身体を使う事で身体のバランスが崩れ痛みや不調の原因になってしまう。
など、無意識で身体を使うことは身体にとってデメリットしかありません。
慢性痛にならないためにも身体は整えてから使いましょう。
私のサロンにご来店くださっているお客様にも、その都度「身体を整えてから使ってくださいね」と指導しています。
その結果、疲労感や痛みなどが気にならなくなり、作業効率が上がったと仰る方が多くいらっしゃいます。
身体を整えてから使うとは?
仕事や家事などの作業に取り掛かる前に、その作業に合った無理のない姿勢を作ってから作業に取り掛かるというものです。
例えば
デスクワークを行う場合は
- 椅子の背もたれに背中をきちんとつける。
- 坐骨で座る。
- 胸は張らない。
- 床に靴底がきちんとついている。
- 膝が太ももの位置より高い位置にならない。
- PCの画面は見下ろすような高さになっているか
- キーボードの前に資料は置かない
立ち仕事の場合は
- お尻の筋肉を意識的に締める
- 下半身に力を入れる。
- 足先に力を入れる。
- 胸は張らない。
- 腹筋を使う。
など、その作業に合った姿勢を作ることが大切なのです。
こうすることで身体の余計なところこ負担がかからないので、疲労感や痛みの軽減に繋がります。
つまり、状況に応じて身体の使い方を変えるということが大切なのです。
姿勢が変化すれば働く筋肉も変化します。これが分からないから身体に不調や痛みが出てしまうのです。
もし、あなたが慢性的な痛みや不調でお悩みなら、身体の負担軽減のために出来ることから始めてみてください。
あなたの未来がより良いものになりますように。