姿勢リペアリストの川村です。
慢性的な痛みを抱えて日常生活を送るって辛いですよね?
もし、あなたがなかなか良くならない【慢性痛】で悩んでいて、「もうこれ以上良くならない」と諦めているなら、諦めないでください。
正しい方法で正しく実践できれば必ずあなたの慢性痛は解決します。
この記事の目次
慢性痛とは
慢性痛とは、主に3ヶ月以上持続する痛みのことをいい、その多くは原因不明のことが多く明確な治療等が確立されていないのが現状のように感じます。
通常、痛みが発生すると1~2週間で収まるので、2週間以上続いている痛みは慢性化する可能性が高いと考えています。
なぜ痛みが慢性化するのか?
痛みが慢性化してしまう一番の理由は「生活習慣」にあります。
これは私が整体師として延べ15,000人以上の方と接してきた経験から得られた結論です。
特に「原因不明の慢性痛」で悩んでいる方の多くは「生活習慣」によって引き起こされてます。
慢性痛と生活習慣
先ほど、原因不明の慢性痛は生活習慣によるものだと言いましたが、それは私のサロンにご来店下さった慢性痛の方に、生活習慣などの指導を行い、生活習慣が改善すると慢性痛も改善した、という方の9割にも及びました。
このことから、原因不明の慢性痛は生活習慣によるものが多いのではないかと考えています。
身体は自由に動く
身体は、頭で考えることなく動きますよね?
例えば、毎回右足出して、左足出してなどと考えて身体を動かしている方はいないと思います。
この考えなくても身体が動くということに問題があるのです。
好きなように身体が動いてしまうことで、動かしやすい動きしかしないと、毎日使われる筋肉と使われない筋肉ということが生じ、筋バランスが崩れる。
筋バランスが崩れると身体に左右差が生じる。
左右差が生じると身体全体の歪みに繋がる。
身体全体の歪みが、結果として【痛み】という形で表れるのです。
自由に動く身体をコントロールすることが大切です。
慢性痛を解決したいなら日常生活を改めること
あなたの身体は、あなたがコントロールして、日常生活の動作を改めていくしかないのです。
では、どうやって日常生活の動作を改めたらいいのか?
慢性痛を引き起こしやすい日常生活での動作編
- 車の運転でひじ掛けを使うと身体が左に傾きやすくなり左側の筋肉が縮み、右側の筋肉が伸ばされることで筋バランスを崩す。
- 脚を組むことで、骨盤が傾き身体全体の左右差を生み、筋バランスを崩す。
- 猫背で作業することで背中の筋肉が必要以上に引き伸ばされ、おなか側の筋肉(腹筋群)が機能しなくなり筋バランスを崩す。
- 反り越しで作業することで腰回りの筋肉が圧迫され続けることで過度な筋緊張を引き起こし筋バランスを崩す。
など、日常生活の何気ない動作ですが、毎日このような状態が続くと筋バランスが崩れてしまい、【慢性痛】を引き起こしやすい状態になります。
慢性痛は、日常生活の動作以外にも人間関係のストレスや精神的なものによるものなどがあります。
これらの要因を一つ一つ解決していくことで、慢性痛という悩みは解決していきます。
慢性痛を解決するために
まず、あなたの身体の状態をしっかり把握をすることです。
身体の状態とは、肉体の状態だけでなく、心の状態や人間関係なども含みます。
チェックリスト
- いつから痛くなったのか。
- それは何がキッカケなのか?
- どうすると痛くなるのか?
- 痛くなる時はどんな時か?
- 何かにイライラしていないか?
- 今の現状に不満がないか?
- 言いたいことを言えずに言葉を飲み込んでいないか?
- 人間関係でのストレスはないか?
- 1日に摂取する水分量は足りているか?
- 呼吸は浅くないか?
- 便は毎日出ているか?
- 歯を食いしばっていないか?
これらをチェックして1つでも当てはまるのもがあり、そのことが3ヶ月以上続いていたら慢性痛が治りにくくなっている原因になっているかもしれません。
原因となり得ている要因を一つ一つ解決してみてください。
私のサロンのお客様には、行きたいところへ行っていただくことで「腰痛」が解決した方がいらっしゃいました。
これは、腰が痛くなるから、「行きたいところへ行けない」ということがストレスとなり「腰痛」が良くならなかったのです。
「痛み」があることで行動を制限し、自分自身を縛り付けてしまうことで逆に慢性痛が良くならないということもありますので、一つの方法としてお試しいただけたらと思います。